無料設置の太陽光発電

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「財界さっぽろ」新年特大号の中でPPAサービスの記事を見つけました。

東京都では全国で初めて新築住宅の太陽光義務化が決まりましたが、近い将来には北海道でも義務化となるのでしょうか?

こちらの記事の中でも書かれていますが、カーボンニュートラル・脱炭素社会の実現へ向けて政府は住宅の太陽光を推奨しています。

そして、注文住宅の顧客実態調査では64.4%の人が太陽光発電に興味があるという。電気料金の値上げもあって今後は、更に太陽光付きの住宅を希望する人は増えていきます。

しかし、一部の大手ハウスメーカーを除き太陽光パネルの標準化は進んでいない。たしかに、高騰する資材価格の影響もあって建築費用は年々上昇しています。

太陽光発電を購入して設置する費用を建築資金に上乗せするのは、安価な海外製メーカーでも100万円以上掛かるシステム代金が負担と感じるのは理解できます。

たしかに借り入れ金額が増えると、住宅ローンの審査が通らなくなる可能性もあります。

また、建築会社の営業マンは契約に時間も掛かるし説明が面倒だから太陽光をあえて勧めないということもあるでしょう…

そんな中、

記事の中で紹介されている「PPAサービス」屋根貸しの太陽光発電「シェアでんき」は、初期費用が無料

4年前から積雪地域の北海道でもサービスを提供しているシェアリングエネルギーという会社です。

自宅の屋根を貸して太陽光パネルを無償で設置して日中に発電した電気を安価な料金で利用できるというサービス内容です。

使用するパネルは国内メーカー

PPAサービスとして北海道で事業展開をしている会社は、過去には数社あったようですが、現在は、シェアでんき北海道だけのようです。

太陽光を無償設置した事業者も収益を上げなければいけませんので、札幌のような多雪地域でサービスを展開するには雨漏りしない防水工法などのノウハウが当然に必要です。

外国メーカー製のパネルを使ったPPAサービスは、為替の影響もあるでしょうし日本での事業を撤退する決断は早かったということでしょう。

ちなみに、調べてみると太陽光の初期費用が無料でリース料を月々支払うというサービスもあるようです。

自分で購入するのといったい何が違うのか?実質無料?謎の多い、無料太陽光の世界です…

中国製の安価な太陽光パネルは、地球環境に優しいといっても実はジェノサイドの問題もあるとニュースで見たことがありませんか?

世界の太陽光パネル開発の8割が中国企業によるもので、そのうち6割がウイグルでつくられているそうです。強制労働は人権問題です!人件費を低く抑えて、安価な太陽光パネルを世界中に輸出することができても、いつかは購入する国の人々の判断で使用されなくなっていくでしょう。

その時には、安く太陽光を設置できたと喜んでいた人はメーカーが日本から撤退してアフター保証はありません。

今、日本でZEH住宅を建築するためには、3つの選択肢があります。

  • 太陽光を購入するか?
  • 太陽光を借りるか?
  • 自宅の屋根を貸すか?

メリット、デメリットをじっくりと見極める必要があります。

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